A FEW OF MY FAVORITE THINGS(ⅰ)

気づけばもう7月。毎年思うけど、梅雨って実は6月じゃなくて7月なんだな。というわけで、突如、上半期を振り返ってみようの回。私は毎年、自分の記録用に1年を総括したプレイリストを作るんだけど、年末にバタバタするのが目に見えているので上半期でまとめちゃおうって作戦だ!

まずは音楽のお話。衝撃を受けたり、よく聴いてたり、大好きだったりするものを。

 

『Shelly FKA DRAM』by Shelly FKA DRAM

2021年、今のところ最もお気に入りの一枚。DRAM名義でやってた頃から大好きだったけど、このアルバムは群を抜いて完璧! 私の好きな音楽ってコレよ!と叫びたい。Erykah BaduとH.E.R.っていう客演のチョイスも見事。

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『Deadpan Love』by Cautious Clay

この人は去年Remi WolfやStill Woozyと一緒に曲を出してたのをきっかけに知ったんだけど、実は『13 Reasons Why』S3の曲とかも作ってたみたい。サイコーに今の気分にハマる、でも10年後とかにも変わらず聴いていられそうないい塩梅のR&B

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『Twenties (Deluxe)』by Bren Joy

2019年に『Sweet (feat. Landon Sears)』を聴いて以来、Bren Joyは俺にとってキラキラ輝くスター。そんな彼が、2年前のアルバム『Twenties』に新曲を追加したデラックス版をリリース。正直、いまだに聴くたびに興奮してしまう『Sweet』を超える曲はないんだけど(個人的にはね)、それでもやっぱり好きだわBren Joy。今後の活躍が超楽しみ。

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FOIL』by REI AMI

今年、一番グッときたのはこの人かも。アートワークやMVにどこか2000年代っぽい懐かしさ(良いダサさ)があるから同世代だろうなと思ったら、やっぱり26歳だった。韓国出身で今はアメリカを拠点に活動してるみたい。私は『RICKY BOBBY』って曲が特に好きで、↑のBren Joyといい展開の多い曲に弱いな〜って気づいた。

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『Smiling With No Teeth』by Genesis Owusu

まず、タイトルとジャケットが良い!!! 最初に再生したのが『The Other Black Dog』だったから「なんだこれ(笑)かっこいいのかダサいのかわからん(笑)いや、かっこいいな(笑)」ってなったんだけど、『No Looking Back』みたいな歌モノもあったりして、総合点が高い! 何度も聴いてるうちにどんどん好きになっちゃう一枚。

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『Collapsed In Sunbeams』by Arlo Parks

ロンドン出身の20歳。20歳!!! 年齢で人を判断するようなことはあまりしたくないけど、この若さでこんなに味のある音楽を作れるって凄すぎる。全曲すばらしいんだけど、リード曲にもなってた『Hope』が私はお気に入り。

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『Back of My Mind』by H.E.R.

こんなんずっと聴いちゃいますよ〜てな! 客演にCordaeやLil Baby、Chris Brown、DJ Khaled、そしてTy Dolla $ignなど。2020年を振り返った時の私の感想は「あ〜今年はタイダラの年だったな」だったんですけど、今年もそれがまだ続いてるなってくらいことごとくやられてる。最高。完全に余談だけど、ウィザベストミュージック(Khaledのことです)がDaBabyたちとやってる"レイラすぎる"曲(『I DID IT』のことです)がちょっとツボで、NBAの中継で流れるたびにニヤニヤしちゃう2021年の夏です。

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『Daddy's Home』by St. Vincent

さて、今年もJack Antonoff関連曲が豊作でして……。上半期だけでもLana Del ReyにLorde、Clairo、そしてBleachersの新曲も出ていて、オタクとしては大喜びなんですが! 中でも、個人的にはSt. Vincentのこのアルバムがけっこう好きだった。前作『MASSEDUCATION』に続いてジャックとのタッグを堪能できてうれしい。

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『CALL ME IF YOU GET LOST』by Tyler, The Creator

『Superbad』のMcLovinのTシャツを自作してるような女からしたら、IDモチーフのジャケットってだけでもう好き(バカ)。ここでもTy Dolla $ign! あんたが参加してる曲が大好きだ! あとは、トランプ支持の件以来かなり嫌なイメージだったLil Wayneの曲もけっこう好みで複雑な気持ち。正直『IGOR』にはあまりハマれなくて、私の中でのタイラーは『Flower Boy』で止まってたんだけど(2017年にライブ見に行ったからっていうのもあるかも)、今回のアルバムを経てしっかり更新された。完璧です。

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Judas and the Black Messiah: The Inspired Album』by V.A.

最後に、肝心の映画をまだ観られてないんですけど(怒)って話だけど、かなりお世話になってるこの一枚。オスカーで主題歌賞を取ったH.E.R.の『Fight For You』を筆頭に、私好みの曲だらけ。SminoとSabaっていう組み合わせもめっちゃ刺さるなあ。全曲好き。この映画、いつになったら観られるんですか?!

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☆ ここからはアルバムではなく曲のハナシ ☆

 

『Peaches (Remix) feat. Ludacris, Usher & Snoop Dogg』by Justin Bieber

当方、1994年生まれ、Usher育ち。Ludacrisとの並びを見たら即座に脳内に『Yeah!』が流れる世代です。それに加えてスヌープまで来られたら…もう……。全世界の10人に1人くらいがそう思ってそうだけど、この曲、今年のマイベスト10に間違いなく入ります。オーストラリアに留学してた17歳の頃、まわりの男子たちが「ジャスティン・ビーバーは子どもが聴く音楽」って言ってたのを鮮明に覚えているんだけど、あれから10年経った今はまったくそんなことないぜ。あいつら、覚えてるかい? 

 

『Avalanche』by Migos

『Culture Ⅲ』でこれが一番好き! さらに言えば、『The Tonight Show』でのこのパフォーマンスが好き! っていうか、Quavoが好き!(私はQuavoのことを本気で異性として意識しているので、いつもNBAの試合ではしゃいでる様子を眺めながら「かわいいヤツめ」とニヤニヤしている)

 

『Fck Boys』by Blxst

わたしが今一番好きなラッパー、Blxst。ちなみに数ヶ月前にDame D.O.L.L.A.ことDamian LillardパイセンもTwitterで「お気に入りのアーティストは?」という質問に「Blxst」と答えていて、オイオイ気が合うじゃねえかと思った。

 

『The Kiss Of Venus』by Dominic Fike

Paul McCartneyの曲をいろんなアーティストがカバーするアルバムから。Blood OrangeにSt. VincentにPhoebe BridgersにAnderson.Paakに… ぱっと見サイコーのメンツなんだけど、いざ聴いてみたらそれほど惹かれるものがなくて。 そんな中、我らがDominic Fikeはやってくれたぜ。リリースからもう4ヶ月聴き続けてるけどそれでも毎回楽しくなっちゃうような、良質なポップス。最近だとRemi Wolfの曲に参加してるのも良かったから、貼っておくね。

 

以上!!! 次回は映像編だ!!!